ブルゴーニュの神様と言われるアンリ・ジャイエ氏が
9月の20日、前立腺がんのため亡くなられました。
幼くして畑で働き出し、好奇心旺盛で、いつもブドウ樹を
観察していたというジャイエ氏。
彼が1970年代にはじめた、低収量や自然な耕作方といったアプローチは、現在では良いワインを造る際に当たり前のように語られることですが、その当時においては時流に逆らうもので、夢想家にみられていた時もあったといいいます。
また有名な「低温浸透」も収穫時期の気温が低い年に、
ワインの香りがより強く、エレガントで、色も濃く、かつその色合いが熟成期間中も保たれることに気づいたことから、収穫したぶどうを人工的に冷やすことを思いついたといいます。
「自分の好きなワインを造ることだ。・・・・流行に左右されないことも大事だな。そういうワインを造れば儲かることはわかっていたが、あえて自分の道を最後までつらぬいたんだ」
(「アンリ・ジャイエのワイン造り」ジャッキー・リゴー著より)
彼のワインの美味しさは、驚くほどの高値になっても彼の
ワインを求める人があとをたたない事が証明しています。
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